君は僕の太陽

きっと目が覚めたって沈んではくれない

BTSはやっぱり強い~「Burn the stage The Movie」感想~

 

やっと見れたぞ~~!バンステ!3週間限定公開ということで、休日は混むし平日はもちろん行けないし....どうしよう....ぐぬぬ....と頭を抱えていたんですがなんとか今日見てくることができました。よかった。


ツイッターで感想を呟くだけでもよかったんだけど、もしかしたらまだ見てなくてネタバレ気にする方とかいるかな....と思ったのとシンプルにドキュメンタリー映画なるものを見に行ったのが初めてだったので記念にブログに残そうかな~と思いまして。メモしてた訳でもないし記憶は新しいけど何より1回しか見てないので言葉とかもニュアンスしかわからなくて申し訳ない!本当にただの感想ブログです。そんなに長くならないはず(はず)。

 

私、昔から涙腺がそこら辺のおばあちゃんよりユルユルに緩いので 映画=感動して必ず泣く みたいな脳になってるんですけど、「ま~物語じゃあるまいし今日は泣かないでしょ~」とか言いながら見に行ったら最初のARMYの「BTSBTS!」コールで既に心のダムが崩壊してボロボロ泣いたしこれは末期だなと感じました。自分の中のバンタンを完全にナメていた(?)


見た感想としては....なんだろう、全体的に「誰々はこういう時こうなのが見えて好き」とか「誰々と誰々のこの場面が良かった」とかより、「防弾少年団って本当に強いな」と思わされる映画だった。これはTwitterでも言ったけど、ステージを降りたら普通の7人の少年である防弾少年団が、大きくなりすぎた"防弾少年団"という偉大な名前を背負う運命に導かれた事によってたくさんの不安や疑いに襲われそうな日々を、その7人で乗り越えていく健気で素敵な人間らしい姿が垣間見えた感じ。僕らは日々不安で脆いってことを何度も言っていてよく伝わってきたけど、それ以上に防弾少年団の強さが良く見えました。

 

わたし、防弾少年団のステージがホンッッッッットに大好きなんですけど、彼らのパフォーマンスってとにかく凄いんですよね。強い。妥協がない。全力。魂が込められてる感じ。それはどんな場所でもどんな時でも変わらなくて、すごく心配になるし表舞台ではそれをほとんど感じさせないけれど少しだけ見ていて辛そうな時もある。実際、スケジュールもステージもとてもハードですから。どのグループのファンも自分の好きなグループのステージに誇りを持っていると思うけど、私は防弾少年団よりステージの上で強く美しく舞うグループを見たことがありません。時に客席を綺麗な歌声や感情のこもったラップで魅了し、時に身を削って全力で踊る彼らのステージが本当に大好き。ふざけてではあったと思うけど彼らがどこかの公演の前に円陣組んだ時に「僕たちは プロだ!」と掛け声をしていて、私の中のタケモトピアノが「その通~り!」って言いました(古い)。リハーサル中の彼らは穏やかな雰囲気と緊張感が同じくらいに溢れていて本気の話し合いをしているし、楽屋で最終確認をする時もリーダーのナムさんが全員をまとめながらひとつひとつ確認していたり、防弾少年団のステージにはそういうところから妥協が消えていくんだなとすごく感じました。というか舞台裏の映像は別に今回初めて見たわけではないのでいつも感じている事なんですけどね。

 

あ!でも見てるこっち側もずっと気を張ってみていた訳じゃなくて、プールのある場所でみんなでご飯(何食ってたかすら忘れた)(テーブル拭くジョングクかわいかったなぁ)食べてる場面とかさぁ!!!ステージの上であんなゴリゴリに歌ってるところ見せられた後に、男子高校生かってくらいみんなでワイワイ騒いで踊ってプールに飛び込んでる姿見せられたら好きしか生まれないんだわ。あれは完全にただの仲良い男子グループだった。いつもの防弾というか。他にもケータリング食べてるところとかホテルの部屋で床に座りながら話してる場面とかもあって、ただステージが良いだけじゃなくて仲も良い防弾少年団やっぱ最高かよ~て思いました。 

 

劇中のナレーションで特に印象に残ったのは「"期待"や"願い"は僕たちの成長を超える」という言葉。てかナレーションず~~っといい事言っててどこをとっても素敵だと思ったんだけど、この言葉は本当になんというか、ずっしりきたというか....「できるのが当然だと思われている」「成功するのが当然だと思われる」みたいな言葉もそう。彼らだって人間だもの(唐突なみつを)、緊張することも失敗することもそれを恐ることだってある、そんなメッセージが本当~に強く伝わってきた。「海外(アメリカだっけ?)の方は防弾少年団の親しみやすい雰囲気に惹かれる。他のアーティストはそれを出そうとしないから」というのを聞いて、親しみやすいとは少し違うかもしれないけれど、あんなに大きな存在になってもカップラーメンひとつに喜びを感じていたり、打ち上げの時「僕たちはただ全力で歌って踊ってるだけで、全てはスタッフさんのおかげです。僕たちの翼はスタッフの皆さんです」と言ったり、映画化に基づいて撮られたであろうインタビューや映像にあったツアー中に何度もファンへの感謝の言葉を言ったりそんな姿勢が見えたり、そういう姿が彼らの素敵なところ、惹かれるべきところだとすごく思った。最後にジミンちゃんが「(これからのことで)ひとつだけわかることがあります。それは僕たちは変わらないということです。」と当たり前みたいな顔をして言っていて、別に変わらないで欲しい!そのままでいて欲しい!と願っている訳ではないけど、そういう"僕たちは変わらない"という思い、考えが当たり前のように頭にあって、そしてそれをメンバー全員が感じていそうなところが、本当に防弾少年団が変わらないと言われる理由に繋がっているんだな~と思いました。

 

韓国はもちろん韓国だけでなく世界中にはたくさんの素敵なアイドルグループがあるのに防弾少年団があんなに飛び抜けたように人気なのをよく母に不思議がられるんですが(少しわかる)裏側を見たら一瞬で納得できる気がした。ステージの上にいる彼らの姿だけじゃない、それにプラスしてステージの下にいる彼らの姿、人柄や人間性に惹かれた人は数え切れないほど多いと思う。私もその一人です。超~~~偉大なのに、そうは感じさせない力があるというか。たくさんの人を愛すから、たくさんの人に愛されている集団なんだなと改めて感じました。

 

防弾少年団のファンの私としては「彼らの意外な一面が見えた」というより「彼らの大好きなところが再確認出来た」という感覚に近かったけど、防弾少年団のことを全く知らない人も、少ししか知らない人も楽しめるような内容だったんじゃないかな~と思った。すごくすごく、防弾少年団を感じられるものでした!あー!大好きだー!あと50000回くらいは見れそう。

 

映画︎はだいたい1時間半くらいあったんですけど、その中で一番驚いたのはエンドロールの時に流れる曲が「Born singer」ではなかったことです(낙원超好きだけども)(てかそもそものスペルがちがう)